RIPOSO. AYA FUJII

PLATE

□W210mm D120mm H30mm
□カツラ
Katsura

学生時代に製作したプレート。
確か木材工芸の課題で初めて作ったもの。
木目の流れをなぞった形。

この加工の仕上げに紙やすりをかける時、
先生からは120番と240番の紙やすりを使いなさいと指示されていた。
にもかかわらず、やる気に満ち溢れていた私は、400番→800番→1000番まで使い
(紙やすりは番手が大きくなるほど目が細かくなる)
何日もかけてやすりをかけまくり、ツルッツルの仕上がりにした。
周りからもすご〜い!なんて言われて有頂天。

作品の講評会も自信満々で挑んだけれど、私のプレートを見た先生が
「あらー、ツルツルすぎて木の良さが全然なくなっちゃったね〜」と一刀両断。
と、あえ無く撃沈の私…
でも、冷静になってみてみると、ほんと、やすりかけすぎ。
木がプラスチックみたいになってしまった…

なんでも程よい加減が大事だと学んだモノ。

Design+Making:AYA(1998)
CLOSE

WORKS